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I miei primi 40 anni
アレッサンドロ・コスタクルタ、誕生日を迎えました。

Il Giornaleにインタビュー記事が掲載されたので、ご紹介します。

面白かった。

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すいません、このあたりで力尽きたので、いただいてるコメントなどのお返事はまたあとで。





Il Giornale4月24日版より
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親愛なるコスタクルタ、貴方の素晴らしき40年にお祝いを。
この長いアスレーターとしての人生の養老の滝妙薬を教えてください。

Costacurta:
説明できるのは2つ。おそらくそれはありふれたものでもあるでしょうけど。
まずひとつ:僕のキャリアでは、一度も深刻な故障をしたことが無い。そうやって、筋肉や腱、膝の状態を保つことができた。
ふたつ目:僕はアスレーターとしての人生をやってきた。でもそれは修道院に閉じこもってのものではない。


Q:
もう少しよく説明してください。どういう意味でしょう?

C:
というのは、一度だってウィスキーやティラミスを欠かしたことがないし、ディスコを諦めたこともない、でもそれは適切な尺度と時期を選んでのことだったということです。


Q:
実際のところ、美しい女性たちも、欠かしたことがありませんね・・・

C:
そのとおり。美しく、しかし真面目に長く付き合ってきたのは少ない。この分野でも、やり過ぎは禁物。


Q:
そういえば、Sexについてはどうお考えですか:試合前にするのは良いことでしょうか?

C:
試合前日にするのは問題は無い、僕にはそれを試す機会が一度も無かったけれど。何故なら常に練習所にいたから。


Q:
コスタクルタ、貴方はカルチョ・イタリアーノの変遷をすべて見てこられましたね、それについて語っていただけますか?

C:
30、35年前は、それは中世でしたよ。僕は、そうですね、言うなればルネッサンスの最中に登場したというか。そしてモダンな世界に船出をした。
あの頃は、カルチョは今よりフィジカルなものではなかった。プレッシングもあまりなく、パスやシュートをゆっくり準備する時間があった。自分に飛び掛ってこようと構えているライバルもいなかった。


Q:
監督論について話してみましょう:誰から始めましょう・・・

C:
Fabio Capello、僕のBeretti(Primaveraの下のチーム)の最初の監督:彼が、僕をキャラクターとして作り上げてくれました。


Q:
そして、Arrigo Sacchiが登場・・・

C:
戦術の、そしてプロフェッショナルとして厳格なトレーニングのマエストロ。


Q:
そしてTabarez・・・

C:
先へ行きましょう。


Q:
Zaccheroni・・・

C:
僕に対して最も信頼を寄せてくれた監督。これほど自分の存在が重要だと感じさせてもらったことは無かった。彼がミラネッロにいたあの頃。


Q:
Terim・・・

C:
お互いの世界が違っていた。それは、彼が僕を試合に出さなかったから言うのではありません。二人の間には深い溝があった。


Q:
Ancelottiで締めましょう・・・

C:
すべての者が、僕は死んだ、終わったと言っていた。そしてカルレットが僕にマウスツーマウスで息を吹きかえらせてくれた。彼のおかげで僕は生き返った。だから、彼の4年間の消耗に対する僕の表現が反アンチェロッティという使われ方をしたときに激怒しましたね。


Q:
ナショナルチームといえば、貴方が96年に良いプレイができなかったのは、マルティーナに嫉妬していたからという者がいますね。本当ですか?

C:
自惚れとは取られたくないが、僕は、イギリスでのほうがその2年前のアメリカのワールドカップよりいいプレイをしていたと確信しています。


Q:
大きくなったら何になるともう決められましたか?

C:
Covercianoの監督コースに申し込みしました、それはオプションとして。しかし僕が常に望んできたことは、机に向かい、Braida(現ミラン重役)風に、才能を見つけ出すこと。


Q:
Milan - Vicenza戦の後、貴方がガッリアーニの許へ行き、「トーニを獲得してください。彼はいける。」と言ったということですが。

C:
全く本当です。しかし、あれを示すのに天才が必要だったわけではない。僕にその職業の才能があるということを売り込んでみたんです。


Q:
20年以上経て、貴方にとってのグランデなライバルを表彰台に挙げてみていただけますか?

C:
Ronaldoは僕の頭がおかしくなるほど苦しめられた。続いてMaradona、Careca、そしてGiordano。Klinsmannはそうでもなかった。しっかり彼を止めることができたと結果が出ている。僕の時代の選手たちでは、Paolo Maldiniがトップだ。Roberto Baggio、Franco Baresi、Albertiniと共にね。


Q:
Van Bastenの話になると、貴方たちはいまだに十字架をきるというのは本当ですか?

C:
そこまではしないけど、それくらいのものです。


Q:
今日(こんにち)のカルチョを変えるとしたら何を?

C:
流れに逆らうでしょう:Superlega Aを作り出しますね。技術的な強さと経済力、適切なスタジアムが一体化した。


Q:
もう一人のCostacurtaは存在しますでしょうか?

C:
もしミランが我慢できるなら、Achille(彼の息子アキッレ)をしっかり待っていただきたい。そうでなければ、パレルモのBarzagliに打診してください。


Q:
貴方は「逆転」をよくご存知でらっしゃる、3ポイント差に近づいたユーヴェのことはどう?

C:
土曜の午後TVで観ました。皆が言うほど茹で上がった状態ではない。僕には「不運だ」と見えますね。僕たちに希望を与えたけれど。


Q:
バルセロナについてはどうお考えですか?

C:
勝ち抜くには、完璧なミランが必要です。バルセロナがサン・シーロの試合と同じものを繰り返せば、チャンスはあるでしょう。


Q:
締めは政治について:モラッティ(政治家)の提案にはどうされますか?

C:
彼女に投票するでしょう、確信を持って。しかし僕がリストに入ることは無い。まだ1年プレイしなければならないんだ。


Q:
選挙については?

C:
僕は堅いベルルスコニアーノ(ベルルスコーニ派)で、Veltroni(ローマ市長)を応援しています。


以上。



記者はFranco Ordine氏。
彼は実は、「カルチャトーレお助け企画」に登場したことあり(笑)。


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明確かつスピリッツの垣間見える文章は、訳が楽しい。
記事について、いろいろ私の思うところも書きたいんだけど、それはもしかしてまたあとで。
by celeste13 | 2006-04-25 06:40 | MILAN
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