体操、イタリアの報道
オリンピックは、開会式からいろんな意味で私たちを楽しませてくれていますが、ちょっとだけ体操のことを書きます。
イタリアでの報道です。
ネスタやミラン、サッカーには関係無い内容なので、興味の無い方は飛ばしてくださいね。





私はすべての競技を観れているわけではないのですが、今回の体操は、団体の日本の最後の数人、あれで金メダルが決まったシーンをRAIで観ました。また、昨日は種目別でイタリアの奇跡の男ユーリ・ケーキがつり輪に登場だったので、それを追っていました。日本からは時差の関係で厳しい時間だったけど、観られた方も大勢いらっしゃるのではありませんか?

つり輪は、結局ギリシャの選手が金、ブルガリア人が銀、そしてユーリが銅でしたね。
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結果が出たあと、ユーリがあるジェスチャーをしていました。表彰式の直前、客席(or 報道?)に向かってはっきりと「本当の1位はこのブルガリア人だ、彼がナンバーワンだ」と手真似で。

ユーリは更に審査員を「恥ずべき行為だ」と非難しています。
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この体操競技の審査の不明な様子が、翌日のニュースを騒がせました。
ユーリは言います。「ギリシャ人はブルガリアの選手に比べて全く難しくない演技をした。ギリシャの彼は表彰台にも値しない。勝つべき選手はこのブルガリア人、そして僕と、日本人が次に続くだろう。」

私も素人のくせに偉そうなことを言ってしまうと・・・そのあと夜中にもう一度この競技の再放送を観て、日本の(確か)富田、ブルガリアの選手がかなりしっかりとした演技でミスもほとんど無く綺麗に決めていたように思いました。また、イタリアの実況はとても正直で、生中継中自国の選手にさえ「ユーリ・ケーキが戻ってきたこと自体が素晴らしいことだ。演技そのものは、メダルには厳しいでしょうけどね・・・」とも言っていたのです。

日本には、このような情況が伝えられていますか?
上のようなことを考えると・・・もしかしたら富田は獲得できるはずだったメダルを、審査の行為によって逃したかもしれないのですよね・・・

今日はそして、種目別鉄棒の演技を見ました。
ロシアの選手が演技したあと、その素晴らしさに引き換えあまりに低い点数が出たので、会場が大ブーイングになってしまい、10分近く競技が中断してしまいましたね。
その緊迫した中を、イタリアの選手、イーゴル・カッシーナが演技。ほぼ完璧に決め、その時点で最高得点が出ました。

イタリアは報道しています。「あの大ブーイングから、審査員も少し目を覚ましたらしい。」と。
結局、後続の選手たちにミスが続いてしまい、イタリアのカッシーナが金メダル、アメリカの選手が銀、米田が銅メダルとなりました。
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毎大会、このような問題は起きてきたようですね。詳しいことは把握してないのですが。
今回だけでも、体操で韓国の選手が審査のミスから犠牲になり、競歩女子でもロシアの選手が、そしてイタリアが金を獲ったフェンシング団体でも、負けた中国が抗議をしています。この試合では、終了直後に公衆の面前で「イタリアはいったいどのくらい審査員に払ったんだ!」と言い出す人物が現れ、イタリア側とかなり激しい口論があったようです。

スポーツと全然関係ない生活をしていると、スポーツこそピュアで結果がはっきりしていて爽やかなような気がしたりしますが、実際は本当に不透明なことがいっぱい潜んでいるものですねぇ・・・
ビジネスや、政治が関わっているところも大いにあるでしょうし。

勝つことは素晴らしい。メダルを獲得することは輝かしいことですが・・・なんとも複雑な気持ちになった今回の観戦でした。

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それにしても、日本の活躍はすごいですね。
私は毎日ここのメダルランキングを追っているのですが(イタリアのサイトはそれぞれ数がずれてたりして信用できん、笑)最初の頃から「まさかいつまでもこんな上位に日本がいるはずがない、そのうち絶対抜かれる、今のうちに記念に・・・」と、このランキングを画像として保存していました。毎日そうしてるんですけど、今だに日本は3位ですねぇ・・・昔はアメリカ、中国、東ドイツ、ロシア・・・とかじゃなかったですか?上位は。



さて、明日はサッカーです。イタリアがアルゼンチンと対戦。できる力は出しておいでよ、Azzurrini!

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ミランは、あさってのバルセロナ戦のため、明日の朝ミラノを出発します。
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by celeste13 | 2004-08-24 09:23 | いろいろ
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