La Vita di Alessandro NESTA Ⅱの4
La Vita di Alessandro Nesta Ⅱの3からの続き


驚きはしかしここでは終わらない。
Sacchiがイングランドでのヨーロッパ選手権の準備にとりかかっていた。
クレモナ、5月29日、ベルギーとの親善試合(2-2)にて、ユヴェンティーノのフェッラーラが大腿の肉離れのためストップ。ドクターたちはサッキに、フェッラーラのイングランド行きを止める。復帰まではおそらく3週間はかかるだろうと監督に伝えるのだ。
こうして、ネスタは急遽召集される。バルセロナからロンドンへ、Under21からナショナルAチームへ。

ネスタはChesterの練習所で皆を驚かせる:サッキの戦術をすぐに同化、運命ある者の円熟と才能を兼ね備えていた。CT(監督)はしかし、リスクを冒すことをしない。すでにロシアには勝利していたヨーロッパ選手権第2試合、ネスタをベンチへ置く。このミスに、生涯悔やむことになる。Nedvedのプレイするチェコとの戦いで、Apolloniが30分で退場処分。イタリア敗戦(1-2)、そしてグループリーグを勝ち抜くことさえできない。

その後すぐ、ネスタはAtlantaのオリンピックへ出発:不運な冒険、マルディーニのチームは表彰台へ上ることができない。

Maglia Azzurraからラツィオへ、チェコにあるFrantiskovy Lazneの練習所、そこはZemanが選択した場所。ネスタはAtlantaから遅れて合流、最後の5日間を過ごす。このボヘミア人の監督はラツィオを彼の希望通りに築き上げていた。そのために多くのビッグネームを排除してもいる:Boksic、Di Matteo、そしてWinter。
チームはなかなかまとまらない。Coppa UEFAでは2次リーグで敗退する。Tenerifeに敗戦、試合後には、チームの長官たちとボヘミアンの監督の間にあるヒビが決定的なものとなる。

ネスタはその頃、ついにナショナルAチームにデビューする。サッキは彼をMoldova戦の先発として起用(96年10月5日)。アレッサンドロは舞台を支配する。

その間ラツィオはばらばらに。そしてCragnottiはZemanを解雇せざるを得ない(1月27日)。
ボヘミア人監督を引き継いだのはZoff。プレジデントがその「義務と愛」のためにベンチに立つ。Superdino(ゾフ)と共にラツィオは生まれ変わる。降格ゾーンから、一気に高いポジションへ順位を上げ、最後には4位に。
この成果はまた、ネスタの力でもある。ディフェンス陣における真実のリーダー。そうして、ゾフはまた会長の椅子へ戻る。

Cragnottiは監督としてErikssonを獲得する。
スウェーデン人はローマに到着した直後に気づく。ネスタがラツィオの魂であろうことを。97-98年のシーズンは、アレッサンドロにとって決定的な奉納式となる。Franz Beckenbauer風の駆け上がりで、プロとして初ゴールを決める。1997年9月17日のことだった。ラツィオはポルトガルのGuimaraesで勝利(4-0)、相手はVitoria。そしてネスタは4つ目のゴールを決める:ピッチ中盤からスタート、Dribblingで3人の敵を抜き去り、GKを越える柔らかいループシュート。TVカメラが追うネスタはベンチを振り向き微笑む。「これは価値が無いね。」ジョークである。なぜならそれまでチームメイトたちは、彼がゴールを決められないと苛めていたのだから。

ラツィオはエリクソンと共に、スクデットにまで近づく。ユヴェントゥスに対する魅力的な追撃。だがそれは4月の初めに夢と消える。
この1ヶ月間はしかし、すべての者の記憶に残ることだろう。ラツィオは4月29日にStadio OlimpicoにてCoppa Italiaを獲得。実に24年間、祭りが訪れていなかったのだ。24年間も、Tifosiはため息をつき続けてきたのだ。Chinagliaのスクデットを思い出しながら:Long Johnのラツィオ、ネスタはその様子をパパ・ジュゼッペから聞き知っていた。
ラツィオはミランを3-1で粉砕。そしてネスタ、このCinecitta'で育った少年、85年にPuliciやPatarcaにSan BasilioのStefaninoスタジアムで見出された彼は、ここで何よりも渇望していたゴールを決めた。
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黄金の夜。ParioliのレストランでCragnottiとErikssonはCoppaからシャンパンを飲み干す。

そして、これまで以上に、ラツィオはネスタのものに・・・
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La Vita di Alessandro NESTA Ⅱ 終 

Ⅲへ続く・・・La Vita di Alessandro NESTA Ⅲの1

ちょこっとおまけに、↑のシーンをヴィデオで;
Nesta Goal

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☆☆☆
あんまり甘い雰囲気苦手とする私ですが・・・
今日のこれが、私のファンとしてのSan Valentinoですかね。
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by celeste13 | 2006-02-14 23:36 | La Vita di NESTA
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