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こぼれ話というか
こぼれ話ちょこちょこ(もうネットのどこかにUpされてたら御免)

Treviso戦も活躍のカカ、試合後インタビューで、シェヴァやジラルディーノなどアッタッカンテとの噛み合いについて訊かれ:
「問題無い。それに、インザーギもヴィエリもいるし、皆それぞれグランデ・カンピオーネ。大丈夫。」(と満遍なく全員の名前を挙げる)

インザーギについて訊かれ:
「彼が戻ってきたこと、とても嬉しい。彼はトレーニングの最初、感動(イタリア語でCommossoというのですが、どちらかというと「こみ上げている」という感じ)してた。僕たちと一緒に練習して、以前はできなかった動きができるようになってた。」

・・・こういう、チームメイトの言葉の端から、インザーギの厳しかったコンディションがうかがわれます。
しかしジラルディーノもそうだけど、カカ’、おりこうさんだわ、ほんと。いい意味で。
モッジは以前「あんな(う○ちを想像させる)名前の選手は買わない。」と(そりゃジョークでしょうが)発言していましたが、ミラン、このKaka'(ちなみにイタリアでう○ちはCacca)という名前の、実はエンジェルを捕まえたかもしれないですね。

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Treviso戦を終えてアンチェロッティは、家庭の事情で急用があったのか、スタジアムからヘリコプターでその地を去りました。
Treviso側は、安全のために、スタジアム近くにあるヘリポーターまで車で移動を薦めましたが、アンチェロッティ夫人の希望で、直にスタジアムのピッチに着けたヘリに乗り(夫人操縦)アンチェロッティは其処を発っていったのでした。
TVのニュースによると、「大丈夫、“飛行プレイ”はうちの得意だから。」と、言ったとか言わなかったとか(笑)。

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イアクインタ問題、一向に解決の気配を見せませんが、イアクインタが無言なまま、ウディネーゼの会長は「彼がウディネーゼとのプレイを望んでいないんだ。これにはバルセロナが絡んでいる」などと言っているようで。
イアクインタには、試合に出れないだけでなく、ナショナルチーム+ワールドカップ召集に大きな暗雲だと思う、それにウディネーゼだって、今後いつ出場できるかわからないチャンピョンズの機会をほとんど無にしそうだし。

気になったのは、RAIのスポーツ番組でのウディネーゼの選手たちの発言。
マスコミは、おおかたこの件「2007年に切れる契約をなぜクラブは急ぐんだ?イアクインタには試合出場の権利がある。」と、イアクインタを擁護する方向ですが、GKのデ・サンクティスは「僕はこのクラブと7年やってきているけれど、クラブはずっと良心的だったし、何も問題が無かった。」と、またカピタン(だよね?)ベルトットが「イアクインタは関係ない。僕たちは彼に依存しないでやっていくんだ。」と、ほぼ「反同僚」の立場をとっているらしい雰囲気。

このまま1月のメルカートまで行っちゃうのかね・・・?

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昨日オリンピコでのラツィオ・パレルモ戦、えらい劇的だったみたいで。
ラツィオの選手たちにダンゴで潰される歓喜いっぱいの監督の画像があちこちに。

ところで、各局のニュースが、あれをこう言っていたのです。

「ラツィオ、まるでリ○○ールのよう!」
「パレルモにも、リ○○ール・シンドロームが襲った」

・・・・・・(T-T)

少しずつ少しずつでも、傷を癒していきたいのにね、皆さん。
いちおう伏字にしましたけどね(意味全く無いですね、はい)


あぁ、リヴァプール(orイスタンブール)

これ、サッカーの世界では(特にイタリア)ひとつの固有名詞になっちまいました・・・

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えーと、これから先↓は、どっちかというとこっちの話。
興味ある方はどうぞ。





こっちのTVの話。日本には関係ないかもな~すいません。

今シーズンからSerieの放映権を買い取ったのがMediaset(民放)になったために、長年続いていたサッカー番組が各局大きく様変わりしました。
当然、RAIの長寿番組などが消え、Mediasetは、突如「日曜日は一日中カルチョ」みたいな番組編成に。といっても、Mediasetは3局あるので、バラエティや映画なんかも健在ではありますが。

シーズン開始して約一ヶ月。
私が驚いたのが・・・放映権を大いに活用できるはずのMediasetのサッカー番組が、実につまらない。

もともと、ローカル局を見ているので、そこは相変わらずローカルな範囲でパワー全開まっしぐらなんですが(ありがとーローカル)Mediasetが、看板として企画しそれこそ看板の、イタリアで今最も強力(&人気?)な司会者を起用したサッカー番組「SerieA」が、なんともかんとも、バラエティなのか、何がやりたいのか不明、どこかのお笑い番組の二番煎じ、サッカーの試合直後生情報も極少、首を傾げていたら・・・やっぱり、どうやら視聴率にも結果がでたようで、Mediasetのそれらのサッカー関係新番組のパーセンテージは、ことごとく低く・・・
まぁ試合終了直後に、サッカー番組にチャンネルを回すってことは、サッカーの更なる情報がほしいわけで、いつでも見れるトークショーや、使い古しのジョークなどは全然要求してないわけで、ここでいくらイタリア一とはいえ、ジャーナリストではない、サッカー番組の経験もゼロの人物司会で、こんなサッカーの香りのしない番組を企画してしまったところが、そもそもの間違いという気がする。

私がまた驚いたのが、RAI。放映権が無くなったために、切り取られた番組を、日曜日の夜のDomenica Sportivaにまとめて、内容・出演者(ジャーナリスト)の質(&番組にかける費用も?)が凝縮されたおかげで、かえってずっと充実した興味深い番組になっていた。
気に入ってずっと見ているControcampo(Mediaset)が、それこそ色あせてしまうほど。

こういうこともあるんですねぇ・・・

ちなみに、昨日のDomenica Sportivaは、ユヴェントゥスの面々(カペッロ、ジラウド、ブッフォン・・・)が中継で出演、スタジオや、ちょうど試合が終わったばかりのインテルの中継(ファッケッティ、マンチーニ)と辛口のやり取り、緊迫感の連続、実におもしろかった。
それに、ミランの試合で、観戦していたインザーギの映像・インタビューを流したのもRAIのみ。
また、そのTribunaでは、ミランのPKになったときTrevisoの会長(or市長?)がガッリアーニに向かって「あんたたちどろぼー!」と叫んだ映像まで。

んでもって叫んだ本人:
「いや~こういう気持ちになったもんでね。あくまでスポーティヴなものだよ、はっはっは。」

これ、サッカー番組としては絶対スクープと思うわ(笑)



放映権を持ってかれて泣いてた(笑)RAI側は、今のこの状態に大喜び。
ある者は「これは、慣れからくる驕りへの、いい授業になるんでないか?」と発言していましたが・・・これ・・・もしかして、赤と黒のこのチームにも、言えるかもしれないんじゃないかなぁと思ったり。

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by celeste13 | 2005-09-26 23:10 | CALCIO
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