人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ネスタ記者会見 by Gazzetta
GazzettaのサイトにUpされてたネスタ記者会見の記事をご紹介。

「ネスタ:“すべて勝利するのはもういい”」
(いや、いまいちこのタイトル彼が言ったとは思えないです)

ミラノ、4月20日。アレッサンドロ・ネスタは現実的だ。ミランがスクデットを手にするためには、これからカンピオナート最終試合まで勝利し続けなければならない。結果は明らかだ。たとえロッソネーロのディフェンソーレが明日の18時には、ソファに腰掛けローマデルビーを楽しむとしても。ラツィオがローマの希望へ向かう歩みを阻むことを祈りながら。

「カペッロのチームはスクデットを賭けている。」
元ビアンコチェレステは語る。

「しかしラツィオもこの試合に賭けていることを忘れてはいけない。元のチームメイトの誰にも電話しなかった。今はそんなことする必要は無いと思うから。このような試合の前の日のテンションはわかっている。彼らは皆とても集中しているだろうし、明日はやるべきことをやるだろう。」

リラックスしたネスタ、故障の数々から自分のコンディションを取り戻した確信を持っている。シエナの成功は、その飛躍台と言える。

「そう。重要な勝利だった。」
ディフェンソーレは説明する。

「なぜならば、結果ひとつでローマに近づくことになったから。僕たちにとってつらいのは、すでに75ポイントも獲得しているのに、カンピオナートあと4試合を残してまだ勝たなければならないテンションがついてまわることだ。」

批評によると、ネスタはFranchiスタジアムで最も優秀だった。それどころか、多くの者が「ミラン移籍後彼の最高の試合だった」とも語る。

「あの試合がロッソネーロとしての最上のプレイだったかどうかはわからない。重要なのは、そこにいること。なぜならば、自分が出場していないとき、他の者たちが勝利するのを見る。ある面は嬉しい、でも反対側から見れば悲しいものだ。自分も試合に出てチームに貢献したいから。」

ネスタは2シーズン前からミランに在籍。と同時に:チャンピョンズリーグ1、コッパ・イタリア1、欧州スーパーカップ1、そしてイタリアのチャンピョンになる可能性もある。

「これは2年前から始まったおとぎ話だ。僕がここに来てから毎日“ミランに来るという選択をしてよかった”と確信しつづけるんだ。」

それに付け加えて。
「ここは暮らしやすい、皆息が合っている、そしてアンチェロッティとタッソッティという2人の基準点となる人物がいる。彼らは僕たちにとって2人のチームメイトみたいなものだ。」

最後に、ディエゴ・アルマンド・マラドーナに対する思いを。深い悲しみと困惑と共に。

「僕はマラドーナについて何も判断したくない。彼の頭の中に入ってそのメカニズムを知らなければ。」
by celeste13 | 2004-04-21 04:22 | NESTA
<< ネスタ記者会見・オフィシャルフ... 世界一短い笑い話 >>