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Tredicesimo Guerriero 5(最終)
Tredicesimo Guerriero(13番目の戦士)
Tredicesimo Guerriero 2
Tredicesimo Guerriero 3
Tredicesimo Guerriero 4
の続き、最終章。

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カピターノ 私のカピターノ

Q:
そして君は今、ラツィオのカピターノだね。

N;
すごく嬉しかったよ。何故って、チームメイトたちとミステルが全員一致で、僕にキャプテンマークを与えることを決めたんだ。これが嬉しくないはずが無いよ。尊敬と信頼をこんな大きな形で表してくれたんだから。

特に、僕がそれを必要としているときに起こったということが。足を壊して家にいたとき、皆が電話してきたんだ。皆が僕を幸せにしてくれた、先に(僕の周りで起こっていた状況を)君に話したようにね・・・

Q:
槍を向けてるね、それって、マスコミのことを言ってるのかな?

N:
ノーコメント。

Q:
君は(ラツィオの)経営の顧問になったね。クラニョッティの君に対する、バンディエーラ(チームの象徴)に対する、カルチョの中での経済への考えを表すもの。

N;
非常に光栄だ。僕はチームの心臓を、僕の同僚たちを代表するんだ。でも正直に言って・・・僕に課された任務がどれなのか、よくわかっていないんだ。“経営顧問”というのがどういうことなのか。出来るだけ早くに勉強するよ。


ラツィオ 世界の頂点

Q:
このラツィオは、どこまでたどり着くことができるかな?

N;
ヨーロッパ一強いチームになるよう向かっている。過去に、北イタリアのチームたちがやってきたように。
そして今、ラツィオは、勝利の精神を持って、そしてマスコミからも聴衆からも支えられ、クラブを囲むものが成長していけば、ラツィオというチームは本当に重要なことができるようになるだろう。

(インタビュー終了)
***********

アレッサンドロ・ネスタは正直な人だ。これは間違いない。おそらく、アイドルを作り出したいマスコミや聴衆にとっては、(その正直さが)過ぎるかもしれない。それでも、この厳しい道を進んでいかなければならない。ラツィオの血が流れるサンドロが、カピターノとしてチームを率いながら。

仕事の中での妥協も、おそらくこれから教わっていかなければならないだろう。そのうち、その岐路に立たされることになるだろう。

または、このまま突き進むかもしれない。彼の道を、「真の男」であろうと求めつつ。すべてにおいて。

今、私たち皆が望むのは、彼が以前のように微笑んでくれること。できればトロフィーを天高く掲げながら!


Articolo; Lazialita' 1999

e' stato regalato da Moriel, Grazie!

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以前にこの記事の内容は、ある程度教えていただいたことがありましたが、全体として読むと・・・重いですね。
また、書き手もいい観点を突いていて、実に、Lazialita'という雑誌のレベルが伺われます。

“Capitano mio Capitano”という言葉、昔から非常に好きだったのですが、自分にとって、どの選手が「私のカピターノ」であれ、この言葉には何か甘美な響きを感じます。

最後の見出し「ラツィオ、世界の頂点」は“Laio Caput Mundi”と、これはたぶんラテン語ですよね?美しい締めだ。




しかし・・・ネスタファンの皆さんには、このような記事は興味無いですか?

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by celeste13 | 2005-03-31 01:27 | NESTA
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