元悪童の言葉
今週号のControcampoに掲載されていたちょっと面白い記事をご紹介。
私自身は彼のことをほとんど知らないのですが、彼はネスタの以前のチームメイトですよね?

悪童(?)として名を広めた彼が、現代の悪童選手たちを語るところ、かなり興味深いです。

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11月22日版のControcampoより、ガスコイン・インタビュー記事

「カッサーノは天使ちゃんだよ。ほんとに狂ってるやつはルーニーだ。」

Q:
ガスコイン、いったい貴方はどこへ行っちゃったんですか?

Gaz:
ほっといてくれよ。足を痛めたんだ。もうピッチでプレイすることはできない。今はニューカッスルにいて、自分のプロジェクトをいろいろ始めようとしてるんだ。


Q:
どのような?

Gaz:
まず、あの最悪な中国の経験のあと、オレはベンチに立つことを決めたんだ。ちょっと前からもうやってるけどよ。でもこれからはオレの本格的な仕事になるだろうな。あとそれと、秘密の夢だ。


Q:
つまり?

Gaz:
ラツィオに行くこと。オレはあの場所に心を残してきた。日曜日にはイタリアのカンピオナートを観て、オレの古いチームのことは全部わかってるんだぞ。


Q:
しかしあそこでは、貴方はもういろんなことやっちゃったじゃないですか・・・

Gaz:
で~、ゼーマンがいたときはな。あいつから笛をこっそり盗んで七面鳥の首にかけたり、クラブの公式ディナーにヌードで出席したり。過去のことだ。


Q:
おそらく。でも貴方は今でもあのままでしょう。

Gaz:
でたらめだ。オレがもう2ヶ月、一滴もアルコールを口にしてないって知ってるかい?もうタバコをやってないって知ってるかい?そして身障者を助けるのに頑張ってるって知ってるかい?


Q:
あーブラボー。どのようにそこまで?

Gaz:
人生を変えたいんだ。なぜって、オレは昔の罪への後悔に苛まれずに、サッカーの世界に残っていたいからな。


Q:
しかしガスコインさん、すでに今まで貴方がすでに犯してしまった罪が・・・

Gaz:
おいおい、またかよ。女との暴力、酔っ払い。じゃ、マラドーナはあれノーマルだっていうのかい?それと、ロナウジーニョもちょっとおかしくないか?そして見てみろよ、どんなカンピオナートを繰り広げたか。ロナウジーニョは笑うのが好きで、楽しみ、楽しませるのが好きなんだ。オレがそうだったように。


Q:
まぁしかし、貴方たちイギリスのサッカー選手は、何故いつもピッチの外でひどい厄介事を起こすんですか?

Gaz:
う~ん・・・たぶんそれは、パブがオレたちをダメにするんじゃないかな・・・


Q:
それは誰から?

Gaz:
たぶんジョージ・ベストかな。マンチェスターの北アイルランド人フオリクラッセ、あれがサッカー選手として最初のセックス・シンボルだった。
素晴らしいカンピオーネ、でもダメになった。体もキャリアもぼろぼろに。狂乱は悲劇になってしまうこともある。


Q:
私たちイタリアでは、Jimmy Greavesを覚えていますよ。1961年にイタリアに来た・・・

Gaz:
知ってる、知ってる。


Q:
Nereo Roccoは毎晩、彼をどこかのナイトクラブから外へ運び出さなきゃならなかった・・・

Gaz:
そうだな。でもGreavesは500試合で約400もゴールしてるんだ。そしてナショナルチームで57試合プレイしてる・・・


Q:
現在はルーニー、二十歳にもならないマンチェスターのスターが飲めや遊べやの生活をしていますね。

Gaz:
それにあいつは待合宿(プロの女性との遊び)も好きなんだ。女たちと揉めて、その後贈り物の山で彼女らと仲直りする。危険知らずな、死に脅かされる生活だ。でもあいつにはどうでもいいんだ・・・


Q:
いい最後を迎えないでしょうね・・・

Gaz:
そうは思わん。若いからな、取り戻せるだろう。見てろよ、山のようなトロフィーでキャリアを終えるだろうな。それに引き換えオレの家には、ジンとウィスキーのコレクションしかねぇよ。オレのほうがいいな。オレは一貫してたから。


Q:
しかしグレートブリテンでは、ちょっと狂ってるのはイギリス人選手だけではないですね、ほら、ムートゥがいるでしょう・・・

Gaz:
あいつはずーっとこうだった。イタリアにいたときもな。ポルノヴィデオ、離婚、監督たちとの確執、リッピからムリーニョまで、コカイン。ブレーキが無い。しかし注意してくれ:オレたちのところにはイタリア人の素晴らしい奴らが来た。見ろよ、ディ・カニオ。確かに暴れん坊だ、でもあいつは極ノーマルだ。スコットランドのレンジャーズで、オレはガットゥーゾと一緒にプレイした。あいつは皆にとって立派な人の手本だ。楽しかったなぁ、休養日なのに、あいつに「練習は朝8時からだ」って伝えてよ~:それか「休みの日だぞ」って教えて、あいつは家でぼぉ~っとしててよ、クラブのお偉い方がカンカンよ。哀れなやつだ・・・でもあいつは、オレがふざけてるって知ってたんだ。すげー頭のいいやつだ。


Q:
もし昔へ戻れるのなら、今までと違って何をしたいですか?

Gaz:
何も。オレはこれで楽しかったよ。もちろん、苦しい思いもした。落ち込み、焦り、恐れ、侮蔑。でも言っただろ?オレは変わったんだ。俺は37歳で、アルコールに蝕まれたくなかったんだ。厳しい戦いに勝ちつつあるんだ。狂った酔っ払いで女を殴るガスコインは終わりだ。今はただのガスコイン、それだけ。それどころじゃない、ガスコイン・監督の卵。


Q:
イタリアでは、カッサーノの反抗に関して大きな批判が生まれてますが・・・

Gaz:
すんませんけどね:あいつはブラボー(上手い)?でしょ?ドラッグは?やらない。酔っ払う?ノー。で、女は?ノー。そんならほっといてやれよ。


Q:
合宿所から勝手に帰ってしまう。トレーニングからいなくなる。監督たちと喧嘩する。ピッチの旗に蹴りを入れる。指で角作る(つまりはしたない動作)・・・

Gaz:
なんかそれ変かい?なんでもねぇよ。これから成長していかなきゃならない。まだえらい若いからな。たくさんのフオリクラッセ(天才)たちが、半分狂人だったぞ。すべてを持ち合わせることはできないんだ。この間のユーロで見たトッティ、あいつはシェフチェンコやロナウジーニョと並んで世界ナンバー1だ。それが「1回のツバ」でメタメタにされた。笑っちゃうぜ。もしイタリアに来るなら、オレは変えるだろうな、すべてを。そしたらカッサーノは偉大になれる。でも今は静かにしといてやれよ。迫害するというのは危険で、反抗を引き起こしてしまうからな。


以上、記事内容でした。
なかなかに重みのある言葉ですね。

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by celeste13 | 2004-11-28 21:00 | CALCIO
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