あるミランの話
午前中ミラネッロでトレーニングを終えたミランのメンバー(トレーニングには元同僚のチャモが顔を見せていたそうです)は、マルペンサを発ち、夕方パレルモに到着したようです。

今回の召集の中に、Harvey Esajasという選手がいます。29歳。

彼は以前アイヤックスでプレイし、その頃からセードルフと仲良しのようです。フェイエノルトやグルニゲンなどへも在籍していたとのこと。
2002年にイタリアに移り、トリノやフィオレンティーナで試したりしたのですが、アキレス腱を痛め、カルチョの世界からはほぼ別れを告げるような状態だったようです。

彼は、生活のために給仕や皿洗いをしていました。

クラーレンスは、元同僚のその話を知り、ガッリアーニにミラネッロでトレーニングさせてもらえないかと頼みました。
彼はそのとき、落ち込みから体重が100kgを超えていたそうです。

ミランは彼に扉を開き、彼はミラネッロで訓練を始めました。
毎日毎日の厳しいトレーニング、ミランラブのスペシャリストたちに囲まれて、周りの選手たちにはほとんど気づかれないような形で、彼は訓練し、体重も最良の状態84kgまで落としました。

今日、記者会見をしたアンチェロッティが言っています。

「Esayasはミラネッロで1年も、全く献身的に働いてきている。明日の試合は、彼に値するプレミオ(賞)だ。何故なら、本当に大変な大変な仕事をやってきたのだから。この青年の、やろうとする力の強さには感服している。」

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あちこちのスポーツサイトが、これを「おとぎ話」と題しています。

いろいろ、複雑な思いはありますが、また変にこの話を盛り上げる気持ちも無いのですが、なんとなくご紹介したくなって。

セードルフがクラブに頼んだということ・・・それと、このEsayasという選手が、毎日毎日、メインの選手たちに邪魔にならないようにこつこつと訓練を続けてきた情況を思い浮かべて、ぐーっときたのは確かです。

さて、明日この選手が出場するでしょうか?

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by celeste13 | 2004-11-20 03:18 | MILAN
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